六甲全山縦走路の距離
六甲全山縦走のページの1)縦走路の紹介の中で「六甲縦走路の断面図」を
縦走路のアップダウンをイメージできるように「カシミール3D」を使って縦走路をプロット
して作ってみた。(グラフで赤玉のついた棒がプロットしたポイント)
その中で距離・沿面距離も計算されて、各々42.073km、および43.014kmと
グラフの右端に出ている。公式距離の「56.4km」と大きな違いなのでおかしいなと思
っていた。「カシミール3D」でのプロットの間隔やポイントした点の精度、更に地図の誤
差も加わった結果かなと思っていたが、本当は「45.1km」であると記した興味ある
記事を発見した。
1989年に、神戸市の公式マップのルートを50mメジャーで1000回に近い尺取りを
して実測した結果だそうで、こんなことをする人もいるのだと驚いた。
それにしても、断面図の沿面距離43kmは、公式距離の56.4kmより実測距離
の45.1kmの方がはるかに近い。実測距離を正として断面図の沿面距離が誤差の
範囲と説明する方が納得性が高い。(気分的には夢が壊れた感じでそっとしておこう)
もし、断面図が真実に近いとすれば、ここで計算されている「累積高度(+)」が
3283mで「累積高度(−)」が3242mと出ているので、六甲全山縦走のアップダ
ウンは、総計として登りが3283mで、下りが3242m程度である事になる。
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