季節による持ち物

    六甲全山縦走にもって行くものは多くない。春や秋では、
   「飲み物・多少の食料・着替え・財布・筆記具・記録用紙・ヘッドランプ・手袋・地図
    ・磁石・呼子」くらいなものである。しかし夏と冬は事情が変わる。


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  夏の暑さ対策の筆頭は「うちわ」だ。山と言えど、夏には高取山の茶店でも30度を越
 える。風がないと地獄だ。暑さ対策で体の中から冷やすために飲み物を半分凍らせて持参
 すると気持ちが良い。
  その点、プラティパスが便利だ。また、汗を多くかくので水分補給を頻繁にしなければ
 ならないのでプラティパスにチューブの吸い口(ドリンキングチューブ)を付けるとボトルを
 出す度に停止しなくて良い。また氷が溶け難いように専用保温カバーに入れると良い。

A冬 
 
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  六甲山でも積雪がある季節になると、東六甲縦走路での下り
で圧雪またはアイスバーンになっていて滑りやすくなる事が多い。
尻セードでも良いが、へたをすると怪我をするので、ジョギングシュ
ーズにも短時間で着脱できるチェーンアイゼントリコニーチェ
ーン
)程度は欲しい。
 これ以外にも北国用に色々ある。このような時はストックも持
っていると早く歩ける。

    六甲ガーデンパレスを過ぎたNHKの通信タワー辺りから東六甲分岐を過ぎた付近ま
 では、風が冷たくて耳が痛くなる事もあるので耳当てになるようなものを持参すべきである。
 木の枝にエビの尻尾が付いているのをよく見る。手袋も軍手では厳しいかな?
  冬はこの低温のため外気に触れるプラティパスのドリンキングチューブは中の水が凍っ
 て飲めなくなる事がある。(凍結防止対策に専用のインシュレータまで発売されている。)


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