六甲全山縦走16 H11.04.11
(以前からずっとザウルスに記載していた日記より、そのまま転載)
所要時間10時間43分.朝の室内気温は17゚Cである.今日の天候は曇後晴.AM5:29にJR六甲道から乗り,須磨では山陽電車が6:09までがないのでいつもと違い徒歩で須磨浦公園まで歩く.6:15にスタート. 最初の登りで体が重く感ずる.体調はもうひとつ.今日は統一地方選のためか人に会わない.先週の反省を踏まえて膝に衝撃を与えないよう大腿4頭筋をよくきかせて歩く.高取山ピーク手前で後から走って登ってくる人がいる.先に行ってもらう.見ると,40過ぎで長距離走る装備である.ジョングシューズに小さなザック,腰にボトルでランニング帽子.小さなステップでゆっくり進んでいく.歩いて登るのとスピードはそう変わらないが,時間がたつとジワジワ離されていく.高取山ピークの水平道をいつも通り走っているとすぐ追い付いてしまう.暫く離れて歩くがどうもスピードが遅過ぎる.今までの激しい登りの息の調整でゆっくり走っているのかもしれない.高取山の下り始めで止む得ず追い越す.菊水山の登りまで下りはかなり走る.ここまでは体調が悪い割には結構いいペースだった. 菊水山の途中の黒いプスチック階段の所で,またジョギング走者に追い付かれ先に行ってもらう.菊水山では相当スピードがダウンしてしまった.菊水山でのピークは素通りしたが,記録が望めそうもないので急に気力が衰えてきた.鍋蓋山の登りの見晴らしが良い所でシャリバテ防止にパンとトウモロコシを座って(不断しない方法:これは気力が衰えてきた証拠)取った. 鍋蓋山のピーク手前で,これまたジョギングランナーが迫ってくる.途中で食事を取ったりしていたので,もうずっと先に行っているものと思っていたらどうも菊水山のピークで休んでいたのだろう.結局,鍋蓋山のピーク直後の下りで走って追い越されてしまった.鍋蓋山と市ケ原への下りでいつも通り走っていると,もう会わないだろうと思っていたジョガーが市ケ原の桜茶屋手前の階段で靴紐を調整している所に追い付いてしまった.しかしもう追い越さないように後から付いていくと,そのうち見えなくなったので安心して自分にペースで進んだ. しかし,摩耶山の登は結構きつく,1時間16分もかかってしまった.記録を断念してからは,ふてくされて摩耶山山頂で自動販売機でアイスクリームを買い,おにぎり1つを食て7分も休憩してしまった.これから先丁ケ辻までが迷い所だった.記録も望めないし体調もそう良くないので断念しようかとも思いながら進んだが結局決定的な体の問題も無いし,六甲全山縦走の最大の目的はトレーニングであるので「トレーニング・トレーニング」と思い直して最後まで完走することにした. 今回の縦走で体に一番辛かったのは,高倉山の下りあたりから感じ始めた足の平の靴擦れであった.また長時間歩くと相変わらず踵が痛い.今回も痙攣は全く現れなかった.体力的には結構きつかったが,最後の東六甲従走路は足裏に優しい所が多いので意外に走れた. 家に帰っても疲れはひどく,21時前から翌朝6時までぐっすり眠ってしまった.翌々日太ももの筋肉が,ひどくはないものの痛みが出た. |
Home | 六甲全山縦走記録一覧 | SightMAP |