六甲全山縦走24 H11.10.17
(以前からずっとザウルスに記載していた日記より、そのまま転載)
所要時間10時間42分.今朝の部屋の気温はぐんと冷えて18゚Cだ.今日は涼しいのでどれだけ記録を良かった時に戻せるかと期待しながらスタートだ. 今日は(2.5リットルの茶+2.5リットルの半分凍らせたエネルゲン)=5Kgの水分を携帯する.今日はバイクで出発し,須磨浦公園を5:13にスタート.結構張り切っていた.最初は快調で体は軽いが押さえ気味でスタート.意識できる人は現れない.最近までと違って涼しいので走るのが苦痛ではない.旗振山以降高倉台まで走ってしまう.高取山の登りで最近まではリズム良いスピードが出せなかったが本日は気持ちよく登れる.高取山からの下りも気持ちよく走れる.この下りの丸山方面は崖上から見る限り潮見茶屋からはまだ通れなかったのだがそちら方面から下ってきた人と合流したのでどこかから通じているのかもしれない.キャンデーを買っても余り溶けず,チューブタイプで手に持っていると冷たく苦労する. 菊水山手前からようやく意識できる人が現れれ始める.登りも快調.下りで何人か追い越していったが,その中の1つのグループを追い越した時後ろで「先に行っている.鍋蓋山で待っている」という声が聞こえ,すぐさま後に着いてくる.こちらの下りはテンポ・リズムやバランス良くスピードが出せているが,しっかり付いてくる足音がきこえる.下りで付いてこれる人は今まで少なかったので,なかなかのものだなあと思う. 天王吊橋前後の平坦地は歩いて追い越してもらえ易いようにするが追い抜く様子がない.そのまま登り始めるがピッタリ付いてくる.ついつい自分の限界近いスピードまで頑張ってしまう.でもピッタリ付いてくる.その内2又に分かれた道でついに追い越されてしまった.自分では気が付かないうちにスピードダウンしていたのだろう.すごいスピードで離されていった. その後もできるだけペースを維持したので太ももがパンパンに張ってきた.普段はならない現象だ.やはり頑張り過ぎたのだろう.鍋蓋山頂上はそのまま通過したが太ももがきつい.余力をもって走って下れない.鍋蓋山から大竜寺まで間で大竜寺に近い幅広い道で転倒してしまう.今回は明らかに左足が木の根っこに引っかかってしまった.このため右手の肱から先と,右足の付け根外側の筋肉を強打してしまった.その際筋肉も変な力が入ったためかふくらはぎまで痙攣し始める.起きるまで一苦労したが付近に人がいないので助かる. 大竜寺から市ケ原まで頑張って走るがきつい.筋肉痛が出る寸前だ.摩耶山への登りでは更にきつくなりスピードはかなりダウンするが何とか稲妻坂を越え,マイクロ反射板手前では太ももの内側のすじと膝の内側筋肉が痙攣しそうになる.ついに6分休憩を取る.休むと痙攣兆候は収まったが暫すると再び筋肉がきつくなる.騙し騙しゆっくり進んで何とか摩耶山頂にたどりつく.山頂で12分休むとかなり楽になるが正常にはならず登りでは筋肉がきつい. アゴニー坂から三国池方面へ平坦地や緩い登りが続くとようやく筋肉のきつさが収まってきた.縦走断念か,何とか頑張るかの瀬戸際がアイスロードの地点である.丁字ガ辻で休憩をとった後は順調で最後まで持ちそうな気がし始めた.凌雲台で最近いつもたべている醤油ラーメン(600円)をたべて元気を出して出発する.やはりアスファルトの道はいつもながら足の裏にきつい. 東六甲分岐点からは足裏に優しくなり始めたので走る気持ちが強くなり,走れる所はできるだけ走った.走っても気持ちがいい.短距離でゆるやかな上りなら勢いで走ってしまえる.船坂峠あたりから人が多くなってきた.山岳会の腕章をした人が1グループに1人いるのが殆どで,はっきり見えなかったが「かじか山岳会」という風に書いてあったようだ.中年女性ばかりが多いグループで何百人もの途切れ途切れの長蛇の列だ.太平山登り口まで何グループも追い越した.人数が多いので追い越し難い.声をかければ道を譲ってくれる点はさすが山岳会だが,走って近付いて行っても話に夢中で殆ど気付いてくれない. 太平山登り口から大谷乗越までも同じ情況が続く.大谷乗越から塩尾寺までも何組かのかじか山岳会を追い抜いた.ピッチもずっと上がったので時間も短縮され,気分も良く足裏の靴擦れも出ず快調だ.塩尾寺からは道が広いので追い抜くのは簡単だがかじか山岳会には会わなかった.前半の鍋蓋山から摩耶山~丁字ガ辻あたりまでの不調がうそのようだ.塩尾寺から宝塚まで一気に走り,15:55の十分明るい間に宝塚に到着できた. |
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