六甲全山縦走49 H12.12.09
(以前からずっとザウルスに記載していた日記より、そのまま転載)
所要時間:9時間27分。天気は晴時々曇り。朝4時30分に起きる。朝の室内気温は14゚Cあった。JR六甲道を5:30に乗る。今日も少し凍らせた(2リットルの茶+2.5リットルのエネルゲン)=4.5Kgの水分を携帯したが茶が1リットル残る。今朝も体が慣れた性か余り涼しく感じない。山陽須磨で足のストレッチを入念にしている単独登山者が須磨浦公園で一緒に降りた。 今日も大会のスタート地点から6:15にスタートするべく時間調整の意味もあってゆっくりスタート地点に向かう。ヘッドランプ無しに歩ける程度のほの明るさである。スタート直後に例のストレッチの単独登山者が勢い良く追い抜いて行く。最初から無理せず息が弾む程度まで徐々にスピードを上げていく。次第に単独登山者と10m程の一定の間隔になる。鉢伏山への本格的な登りへの角の所で彼は止まってジャンパーを脱ぎ始める。仕方なく追い越す。 しかし何と無く今日は前回より調子は良さそうな感じが薄い。目標を失ったからかも知れない。今日は人が少なく目標となるような人は殆ど現れない。鉢伏山から旗振山での水平道や高倉台への下りではできるだけ走りる。前回と比較すると鉢伏山と旗振山までは速かったが栂尾山から横尾山へは逆に遅れ始める。妙法寺交差点から高取山では前回よりスピードが鈍いのがはっきりして来た。まだどこかで取り返せると考えて鵯越駅に向かうが目標となる人も無くスピードも出ない。 途中ボーイスカウトのチームに次々に出会い追い越す。どこまで行くのかと聞くと、塩尾寺までと言う。どこから出発したのかと聞くと、須磨浦公園からと言う。彼らはいつ出発したのだろうか。途中全く姿が無く突然、丸山辺りで現れたのだ。彼らの姿は菊水山まで確認できたがその後また姿が見えなくなった。菊水山の登りでは前回より良い調子で登れたと思ったが記録を見ると前回より悪い。やはり目標となる人が現れないので頑張っているつもりでも自然にスピードが落ちているのだろう。菊水山では前回より9分遅れている。 鍋蓋山では前回より22分も遅れて来た。大龍寺では更に、前回より27分も遅れて来た。大龍寺から摩耶山にかけては目標となる人が現れたのでスピードが戻って来た。大龍寺から市が原迄が7分で特に市が原から摩耶山は前回より3分早く、自己スピードタイ記録の1時間1分で登れた。前回より23分遅れである。しかし踵が痛いので杣谷峠前後のアスファルトではスピードは上がらない。この頃から目標を9時間前後に置き換える。 東六甲分岐点から先頑張れば8時間台でうまくいけば自己2番目の記録が狙えるかもという気持ちである。それもだめなら9時間を切るのが次の目標でその次は9時間18分を切るといった具合である。記念碑台や一軒茶屋では再びボーイスカウトの世話役がたむろしているが、はぐれて1人になったような子供は見掛けたが5人程度のチームの参加者は見当たらない。 踵が痛いので東六甲分岐点迄のアスファルトではスピードは上がらない。東六甲分岐点からの山道に入ってほっとする。前回より33分遅れである。この先は目標となる人は殆ど現れなかった事と前回に比べて体調が最高調とは言えない状態だったために下りをスピードを出した走りが出来なかったので徐々に9時間ペースより遅れ始める。太平山登り口で40分遅れで大谷乗越で44分遅れである。 ズルズル遅れていく。この調子では9時間18分もおぼつかない。塩尾寺ではついに52分遅れにまでになる。これでは5番目の9時間23分を切るのも苦しい。塩尾寺からの下りは全て近道を取った。踵や足裏が痛いために最後の甲子園大学横のアスファルトを走る気持ちにならなかったので山道の近道を通ったが近道と言えどスピードは出せず結局宝塚ゴールには59分遅れの15:42に着き所要時間が9時間27分になってしまった。 |
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