六甲全山縦走68
(ザウルスに記載している日記より、そのまま転載)
10時間55分で68回目の完走。いつも通りアミノパワーに「にがり」とアスコルビン酸を加えた2.0リットル+2.0リットルのウーロン茶)=4Kgの水分を携帯したが1リットル余る。涼しくなってきた証拠だ。朝の室内気温は18゚Cで天気は曇り。登山日和だが風は余り無かった。服装は網シャツに薄い長袖1枚に下は薄い長ズボンにした。 今日は神戸市主催の大会があるので渋滞に巻き込まれないようにするためバイクで須磨浦公園に向かう。途中道路の気温表示は13゚Cだった。 4:00過ぎに須磨浦公園に着き準備をして行列を見に行くと4:10で既に50m程の列になっている。先頭の人にいつ来たかと尋ねると昨夜の12時に着いてここで寝たそうだ。様子を見ていると須磨浦公園へは自家用車・タクシー・マイクロバス・大型バスが次々来る。大型バスは神戸タワーサイドホテルから来た神戸生協のバス2台だった。行列は一気に増えて4:20で橋にまで伸びる。このくらいの時間に来る人が多そうだ。この勢いだと国道2号線に伸びるのは直ぐだろう。 出発点でウロウロしていると直ぐ5:00のチェックが始まるので4:30に出発する。最初の鉢伏山の登りで体調を確認しながら慎重に登る。同じように早めに出発した人が居るようで若い男性2人組みが追い越していった。涼しい性か何と無く快調に思える。またゆっくり登っている私より遅い人もいて何人か追い越す。 旗振山からの下りは久し振りにゆっくり走れる。400階段も最近よりは楽に登れる。大会に参加していない若い2人組には登りで追い越され彼らが休憩している間だろうか知らない間に追い越し再び登りで追い越されるという繰り返しで摩耶山で出会ったのが最後になった。 妙法寺小学校のトイレはどんなトイレか見に行くと小学校のトイレでなく移動式簡易トイレだった。いつも体調のバロメータになる高取山の登りもスピードは出ないが快調だった。高取山の茶店では店前にバナナや飲料を出して販売していた。高取山を越えてから「全従ですか」と何度も聞かれる。全従中であるが大会参加者じゃないので間違えられないように「違います」と都度答える。丸山のデイリーヤマザキでいつものようにアイスキャンデーとおにぎり1つ買うが涼しくなったのでさすがにアイスキャンデーはうまくなかった。鵯越駅前の商店では全縦大会用に店前でバナナや飲料の販売準備が整っていた。 この頃になると大会の先頭にいつ追い越されても不思議ではないと思いながら進むが大会の先頭らしき人はなかなか追い越されない。菊水山の登りは目標となる人が後方に現れて頑張れる。頂上のチェックポイントには未だ大会参加者は到着していない。聞くとチェックタイムは8:30らしい。未だ10分以上ある。 天王吊橋へも勢い良く下るが鍋蓋山の登りではペースダウンして何人も追い越される。大龍寺山門の臨時販売の神戸生協は準備中でブタ汁にありつけなかった。市ケ原に着いても未だ大会の先頭は来ないと思っていたら天狗尾根に入ったら直ぐに大会の先頭が現れた。60歳位の男性だった。ジョギングシューズにタイツの上から短パン姿だった。これを皮切りに稲妻坂から続々大会参加者に追い抜かれる。摩耶山頂まで15人程道を譲りながらゆっくりしたマイペースで登る。 椈星台ではいつものようにチェックタイムを待って並んで座っている姿が見える。チェックタイムは何時か聞かなかったが恐らく12時だろう。これから1時間以上もある。名物ホットレモンを頂くが今日はそんなにうまいと思えなかったので1杯だけ頂く。 携帯しているアミノパワーに「にがり」とアスコルビン酸を加えた飲料がホットレモンの味と似ているためにうまく感じなかったのだろう。 直ぐに出発する。次は六甲郵便局の甘酒サービスが楽しみだったが早過ぎる通過だったので未だ準備中だった。摩耶山を大会チェックタイムより1時間以上早く出発したので追い付かれるのは塩尾寺辺りになるかなと思いながら道路を進む。記念碑台の先の吉岡でラーメンを食べる。ここのラーメンはインスタントラーメンに少し具を乗せただけのものだが塩分を取るのにラーメンの汁がちょうど良い。我慢できるのならやっぱり六甲ガーデンパレスまで行ってからラーメンコーナーで食べる方がインスタントでない分気分が良い。 東六甲分岐点からは久し振りに結構走れた。赤子谷分岐手前でストックのリズミックな音が聞こえて来る。平坦地を一定のリズムで走る音だった。30歳位のメガネの男性がタイツに短パン・ジョギングシューズという出で立ちで追い越して行った。決して早い走り方ではないが無理のないリズムだった。思ったより早く来た大会参加者の先頭だ。塩尾寺休憩所から山道を降りたが大会参加者は山道を通る人はおらず皆道路を走って下って行く。それが山道から一時見えるのだ。宝塚ゴールまで4〜5人が追い越して行った。 宝塚ゴールではいつもの風景でチェックタイム待ちの行列柵が並べられていて5〜6人が座って待っている。参加者の到着を待つ人も少し居る。上半身だけ着替えて阪急宝塚に向かう。明日から筋肉痛は出そうだが痛い所も殆ど無く快調な1日だった。 |
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