六甲全山縦走70
(ザウルスに記載している日記より、そのまま転載)
11時間54分で70回目の完走。仕事や家事が忙しくてここ暫く全く山に登れなかった。かなり鬱憤が溜まっていた。先週久しぶりの六甲に挑戦したが、この2ケ月のブランクが大きく、筋肉全般が持たなかった。今日は完走目標の再挑戦だ。すっかり暖かくなり朝の室内気温は18゚Cで天気は春霞の晴。いつも通りアミノパワーに「にがり」とアスコルビン酸を加えた(1.5リットル+1.5リットルのウーロン茶)=3Kgの水分を携帯するがウーロン茶は半分残る。気温も高くなったので念のためうちわを持参するが、今日は風が殆ど無かったので時々使用する。服装はひんやりするBERGのアイスタッチ半袖シャツに薄い長袖を上に着て、下は薄い長ズボンをはいた。 先週はさすが春のシーズンだと驚くほど登山者がいたが今日は不思議な程登山者は少ない。連休前の土曜日だからだろうか。新在家を2番電車に乗って早く出る。すっかり明るい須磨浦公園を5:35に出発する。 先週の失敗を反省し、体力の落ちている現在に合わせて序盤はゆっくりペースで入る。体は重く体調はもう一つだ。 最近出ている症状で、右膝の曲げが浅い角度の登りでギクッとならないように注意して登る。400階段はゆっくりペースで登る。目標になる人は現れないが返って予定のペースを崩されなくて良い。最初は下りを少し走るが続かない。高取山から登山者の姿がぼつぼつ現れ始めるが人数は少ない。 たまたま昨日買った助六を持参していたのでいつも立ち寄る丸山町のデイリーヤマザキではおにぎりを買わずにアイスキャンデーだけを買う。最近鵯越駅前の商店はいつも店が開いているのでよく見るとコンビニエンスストア「さかい」と看板に書いてある。外見では普通の商店に見えてコンビニ化したように思えない。石井ダムに近づくと工事の完成は6月30日になると看板に出ている。菊水山へもゆっくりしたマイペースで着実に休まず登る。頂上の石井ダム管理用無線中継所は当初4月完成と出ていたがまだ残工事が残っており、石井ダム工事の完成と同じ6月30日に変更されたようだ。 天王吊橋への下りで何人か追い越したので、鍋蓋山の登りで上から後続の様子を見下ろしながらじっくり進むが、迫ってくる姿は見られなくマイペースで登れる。心配していた大竜寺への途中の登り返しでも痙攣が出なかった。市ケ原への下りはある程度走れる。市ケ原で持ってきた助六を食べるが、6個も入っていたのでいつものコンビニおにぎりより多い。食べていると新神戸方面からか若者2人組が賑やかに桜茶屋に到着して休憩する。 摩耶山の登り口で119番消防通報プレートの文字が傷つけられて見えなくなっていた。どういうにつもりでこのような行為をするのだろうと見ていると先ほどの若者2人組が近づいてくる。先に行かそうか迷うがこだわらず出発する。前の若者が次第に迫ってくる。でも後ろの若者は同じペースだ。このまま迫って来たら譲ろうと思っていたらいつまでたっても迫ってこない。その内次第に開いていく。稲妻坂ではついに後方の声が聞こえなくなった。摩耶山の登りに備えて筋肉に無理をかけないようスピードをセーブしてきたおかげで次第にペースを上げてしっかり登れた。掬星台を素通りする。先週縦走を断念してからオテル・ド・摩耶でたぬきそばを食べようとした時は満員で注文できる状況ではなかったが今日はガラガラだ。 自然の家からサウスロードの途中でかなり眠くなる。バテてきたのだろう。座って一瞬まどろむ。丁字ケ辻の藤原商店でアイスクリームを買う。記念碑台の六甲山ガイドハウスは今日も準備中で展示の様子が窺えた。記念碑台先の吉岡は春になったので営業開始している。一軒茶屋でうどんを食べようと思っていたら、息子さんが自動販売機の商品を補充しており、店内は客一人居なかった。入ろうか躊躇したが、時計を見ると9時間42分経過している。今までのペースを考えると後半そこそこの元気で来られたので一度12時間を切る挑戦をしてみようと思って通過する。2時間18分以内で宝塚に着く必要がある。自信は無い。 東六甲分岐点に着くと新しい立て札が建っていた。よく見ると兵庫登山会によるもののようだ。六甲山のあちこちで見かける表示だ。以前木の枝に付けられていた標識に変わって立てられたものと考えられるが新しいに拘らず一部の文字が傷で消されている。 塩尾寺に25分以前に着けるか計算しながら進むが、正確な記録が頭に残っていないのでただ頑張るのみ。太平山のNTT工事用道路もトロトロ走るがスピードが出ない。塩尾寺に26分前に着く。これなら12時間以内に着けるだろうと思う。山道の近道をやめてアスファルト道路を取る。そこそこ走れるならこちらが早いのだ。20分でゴールに着ける。セーブしながら来たので筋肉としてはぎりぎりではなく、先週ほどバテバテでもなく終われた。やはりトレーニングは中断するときつい。これからも何とか続けていきたい。また自己記録に挑戦できるように持って行きたい。 |
Home | 六甲全山縦走記録一覧 | SightMAP |