六甲全山縦走73 H17.06.12
(ザウルスに記載している日記より、そのまま転載)
11時間19分で73回目の完走。昨日近畿も入梅宣言が出されて雨だったが、早速今日は晴れのようなので出かける。朝の室内気温は25゚Cで天気は晴時々曇。今日は(試験的に粉末清涼飲料の「アミノ酸ドリンク」に「にがり」とアスコルビン酸を加え2.5リットル)+(2.5リットルの麦茶)=5Kgの水分を携帯し、ほぼ消費する。今日も稜線でさえ風が殆ど無かったのでむし暑く、うちわを使い放しだった。 服装は半袖シャツ1枚だけを着て、下は薄い半長ズボンをはきズボンを折って短パン程度にして暑さ対策としたが太ももの擦れた所が真っ赤に腫れた。靴はリーボックのTRAIL DMX MAX 107560で2度目。この靴のクッションは抜群だが、以前履いていてその良さで捨てられなかったリーボックシューズは良く見るとDMXの記号があり、空気クッションは全く同じ仕組みだった事が判明した。長い間求めていた同じタイプの靴を買えたのだった。 須磨浦公園を6:05に出発する。今日も登山者はいない。暑くて風がないので体がだるく最初から頭の芯が眠い感じで気力が出ない。5月から週2回程度のジョギングを再開したがこちらもまだ体が重く体力がついていない。でも最盛期に比べるとまだまだだが、登りの筋力は少し付いてきているのが実感できる。 今日はだらだらペースなので高取山の登りで中高年男性に追い越される。そんなに早い訳ではない。高取山の下りで追い付きそうになる。彼は駆け下る程ではないがテンポの良い早さで下っているので敢えて追い越さなかった。しかし途中でザックを外して何か取り出そうとしたので仕方なく追い越す。 丸山町のデイリーヤマザキでアイスキャンデーだけを4本も買って歩きながら食べて体の中から冷やしていると、神戸電鉄トンネルを越した所で再び追い越されるが彼は鵯越市民公園に入っていたので再び追い越したことになる。菊水山へは後から追ってくるのを意識したので一定のペースで登れたが下りは相変わらずスピード感無くだらだらした感じになってしまう。 鍋蓋山の山頂で10分ほど座って持参のビスケットを食べる。出発しようとしたら例の男性が到着した。以降会う事は無かったがだらだら気分の時に意識できる人が居たのは良かった。市ケ原への下りで途中新しい木製の長い椅子が1脚できていた。更に下ると「布引ダム耐震補強工事&堆積土砂撤去工事」の飯場の跡地が少し整備されてここにも2脚の木製の長い椅子が設置されていた。先週通った時は無かったのでこの1週間の間に設置されたのだ。 市ケ原を通過し、稲妻坂手前の下りで30歳くらいの夫婦を追い越す。この夫婦は草木か何かを見つけると停止し、ペチャクチャ話しながら追ってくる。登りの速度は私より確実に速い。彼らを意識しながらスピードを一定に登る。すぐ近くまで迫ってきたり止まったりで追い越されることは無かったが、意識できた性か掬星台には最近では早い1時間14分で到着した。 掬星台で汗まみれの上着を脱ぎ水道で水をかけて絞る。汗がしたたりそうなドボドボのズボンも拭く。ここで全山縦走を8時間半を目指していて、ここまで予定より1時間遅い5時間半で到着したというマラニック風の3人の男女グループの話声が聞こえた。このむし暑い中をよく走れるなと感心する。時間はまだ早いが塩分補給にオテル・ド・摩耶で昆布そばを食べる。 アゴニー坂の先のアスファルトに入ってもリーボックのTRAILはクッションが良くて頭にカンカン響かない。 やはり六甲全山縦走のような長距離には空気入の靴が最適だと再認識する。六甲ガーデンテラスでソフトクリームを買う。山でソフトクリームを食べられるのは六甲山のような観光地の都会の山だけだろう。今日も気力が出ず平坦地は全く走れない。最近の目標の11持間を切れる筈はない。太平山のNTT工事用道路はそこそこ走れる。塩尾寺に11時間丁度に着く。 19分でゴールに着けたが少し頑張ったので結構疲れた。充実感より疲労感が強い。いつも通りローソンで缶ビールと割子ソバを買って湯本台広場で着替えながら飲む。 |
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