10時間53分で75回目の完走。天候は晴れ時々曇りで暑かったが体が暑さに少し馴染んできたのかそうきつくはなかった。朝の室内気温は29゚C。今日は前回より小さな腰ベルトタイプのモンベルの5リットルのヒップバッグにした。ペットボトル500ccケースをヒップバッグに吊るして腹側に持ってきた。300ccの2個のパウチ容器に凍らせた水分を更に保温ケースに入れて計1.1Kgを携帯する。今日も摩耶山まで稜線でさえ風が殆ど無かったので暑く、うちわを使い放しだった。摩耶山辺りから少し風が出だした。
服装は半袖シャツ1枚、下は薄い半長ズボンをはきズボンを折って短パン程度にする。靴はリーボックのTRAILで4度目。塩尾寺からの下りでも余裕で走れる程足裏への優しさは完璧。JR六甲道を5:28に乗る。
今日は中年マラニックの男性が敦盛橋から駆け出して行った。先週完走したので今日は体調によっては完走をねらうつもりで出発した。今月のジョギングは昨日まで107kmで、100kmを越える走行距離は5年振りだ。ジョギングの疲れが残っているので無理せずリタイアも念頭に須磨浦公園を6:12に出発する。
最初の入りは太ももがきついのでゆっくり入る。ゆっくり登っていると次第に調子が上がってくる。思っていたより調子は悪くなさそうだ。400階段も楽に登れる。馬の背で後ろを振り向くと3人連れの登山者が須磨アルプスにかかるところが見える。今日は下りはそこそこ走れるが平坦地まで走る気は起こらない。横尾の街もチンタラ通過する。
今日も妙法寺交差点に着くと、コースを外れて右折し1分強の先にあるファミリーマートに行く。アイスキャンデーと冷凍ペットボトルを買い込んで高取山を登りながら食べる。高取山の月見茶屋で寒暖計を見ると25.5℃で先週より0.5℃高い。高取山からの下りで馬の背で見た3人組に追い着く。ファミリーマートに行っている間に先行されたのだろう。走らず確実に下っている。舗装路に入って道が広くなってから走らず歩いて追い越す。
丸山町のデイリーヤマザキでも再びアイスキャンデーと冷凍ペットボトルを買う。冷凍ペットボトルで首筋や頬やおでこを冷やしながら進む。菊水山手前の石井ダム付近で3人組が近づいて来るのが見えた。菊水山を登り始めると3人組がぐんぐん近づいて来る。その内の1人の若者はすごいスピードで追い越して行った。あのスピードで最後まで持つのかなと思える程だ。
次に間隔が少し開いて40代の男性がじわじわ近づいて来るがこちらは同じリズムで登り続ける。今日は筋肉の調子が良さそうでそこそこのスピードで登れているが40代の男性と若者の2人がゼイゼイ・ハアハア言いながら追いついて来たので道を譲る。しかし最後の若者はすぐダウンして座ってしまうが40代の男性は10m程先を登り続けている。なぜこんなに無理したスピードで登るのだろうと思いながら先に行った3人組の2人が休んでいる菊水山頂を通り過ぎる。
天王吊橋への下りも快調に下る。鍋蓋山への登りもゆっくりペースでしっかり登り、少し風のあった大岩の割れ目付近でコンビニで買ったおにぎり1個を座って食べ、腰の当て布の汗を絞り家から持ってきた凍らせたパウチを1個取り出す。10分程休憩後に出発しようとしたら再び登ってくる3人組の姿が見えた。鍋蓋山を通過して大龍寺の自動販売機でお茶のペットボトル1本を買う。
市ケ原へはそこそこ走って下る。市ケ原でアミノバリュー2000を1本補給する。稲妻坂では何人か追い越すが目標になる人は現れない。一定のペースで楽に登れ先週より早い時間で完走する自信が出てきた。結果的に掬星台には最近ではかなり早い、歩行時間が1時間10分で到着できた。掬星台で汗をたっぷり含んだ上着を脱いでタオルと一緒に洗って絞ってから出発する。
アゴニー坂の先のアスファルトでも少しは走れる。しかし杣谷峠辺りから非常に眠くなってくる。歩きながらウトッとしかけるほどだ。丁字ケ辻の東屋で大休止しようと昨日買ったミズノ(Berg)のミクロボイド・ハンドタオルを休憩中手摺に干して、いざ座ると眠気が覚める。先の藤原商店でアイスクリームとアミノ冷凍パウチを買う。六甲山ホテル前でハンドタオルを丁字ケ辻に忘れてきたのを思い出す。どうしようか迷うがまだ新しいタオルの効能を十分確認できていない間に捨てるのは忍びなく取りに引き返す。すると引き返し途中で再び3人組に出会う。よく会うものだ。結局24分のロスになってしまった。
記念碑台の「六甲山ガイドハウス」の中で気温を見ると30゚Cで先週より1゚C高い。今日も吉岡のざるソバを食べようと思っていたが、タイムロスが大きいので一軒茶屋でうどんだけにしようと通過する。一軒茶屋に近づくと後ろで3人組が確認できた。彼らはピーク全てを踏む本来の縦走路を歩いているため途中で追い越したのだろう。
一軒茶屋で月見うどんを食べている間に3人組が最高峰から降りて来た所を見る。ー軒茶屋の主人の射場裕司さんが亡くなられた後息子さん夫婦が継がれている。塩分補給のため暑い時期だが熱い汁も全て飲む。
鉢巻山トンネルを越えると再び3人組に追いつく。彼らは正規ルートの鉢巻山を登っていたのだ。東六甲分岐点以降は今日は下りを走ろうと思っていたのでそれまでに追い越しておかないと細い山道ではやっかいなので、意を決して下りの道路で走って追い越す。
水無山付近のアップダウンで小さなコブを登っていると後ろから3人組の内の若者が迫ってきたのに気付く。以降、下りで走りやすくなる所が多くなってくるのでバンバン飛ばす。以降、3人組は追いついて来ず自分のペースで下れた。NTT工事用道路も全て走る。久しぶりに快調で緩い登りなら勢いで走れる。この調子の良さは恐らくジョギングの影響だろう。5年前の絶好調の時を思い出す。
出発時には思いもよらない10時間台でゴールできた。今日は疲労感は強いが筋肉痛は出ない感じだ。いつも通りローソンで缶ビールを買って阪急宝塚に向かう。駅のトイレで着替えてから帰る。 |