六甲全山縦走79 H17.10.16

 9時間23分で79回目の完走。朝の室内気温は22゚Cで最近変わらず。昼間は晴。水分はいつも通りに、2リットルのウーロン茶と2リットルのスポーツドリンクを薄めたものを少し凍らせてザックに入れるが、ほぼ飲みきる。

 朝方は肌寒さがあったが服装はまだ夏と同じだ。JR六甲道を5:28に乗る。須磨浦公園を6:05に出発。登山者が一人降りたが駅のトイレに行ったので目標になる人もいない。今回はどれだけ平坦地を駆ける事ができるかがテーマだ。

 最初から筋肉の調子が良く快調に登る。400階段も楽に登れる。横尾山には-2分で通過。高取山も-3分で通過できる。月見茶屋の寒暖計を見ると17.0℃だ。

 下りはしっかり駆け下れるが、平坦地は駆ける気力が出ない。いつも通り楽しみにしているアイスクリームを細川商店で買う。菊水山へピッチが上がらない。山頂で目標タイムより一気に18分遅れまで落ちる。
天王吊橋への下りはリズム良く下れるが、鍋蓋山への登りはピッチが落ちてくる。

 鍋蓋山から市ケ原への下りはしっかり走れる。市ケ原でトイレに入る。今回は摩耶山の登りでは人は多いが目標になるような人は現れないが、筋肉は快調でぐんぐん登れる。むしろ大勢の団体に追い着くので思うように登れない。掬星台には1時間6分とそこそこで到着できた。掬星台で顔を洗ってすぐ出発する。アゴニー坂先の
道路の下りで腹が減ってきたので千尋に作ってもらったおにぎりを歩きながら食べる。うまい。

 記念碑台の「六甲山ガイドハウス」の中で気温を見ると22゚Cだった。神戸ゴルフ倶楽部に近付くと珍しく右足小指付け根が靴に当たって痛みが激しくなってきたので靴を脱いで中央に穴の開いた「外反母趾保護パッド」を貼る。これで少し楽になる。最初は前回以上のペースだったが、六甲山上道路のアスファルトでは気力が低下してくる。平坦地を駆けるどころではない。まだまだ体力不足であると感じる。

 さすがに東六甲に入ると足に優しいのでピッチが回復してくる。船坂峠を過ぎて小さな登りを進んでいると走って追っかけてくる人がいたので道を譲る。キャップを被った登山姿の30代の男性だった。あの位の勢いでないと自己新記録は出せないのだろうなと感心しながら見送る。暫くすると再び走って近づいて来る人が現れたのでこれも道を譲る。この人は先程の人より勢いは無いが、ナップサックを背負った50代の男性だった。また、もう暫くすると3人目の走って近づいて来る人が現れる。この時は下りでこちらも駆け下っていたので平坦地になってから道を譲る。登山姿の20代の若い男性だった。

 3人もたて続けに走る人に出会ったので何かのグループかなとも思ったが、年齢のばらつきや装備の違いやそれぞれの離れ方からグループのような感じはしなかった。太平山の取り付け道路に出ると、追い越された2人目と3人目の人が座って話していた。最初の人は見えなかった。なんだか珍しい経験をしたような気分で、取り付け道路を駆け下る。

 最後の塩尾寺休憩所から先は地道を取ってみたが、同じ感覚で下っても、時間的には前回取ったアスファルト道路の方がやや早いようだ。前回同程度の時間で宝塚に到着する。ローソンで買ったビールを飲みながら湯本台広場で着替えて、目標が達成できていないので充実感も無くトレーニングを終える。


Home 六甲全山縦走記録一覧 SightMAP