新宮駅から熊野本宮大社への道
大峰山系奥駈け「順峰」の本来の出発点は「熊野本宮大社」である。 登山者にとっては実質、備崎橋(そなえざきばし)になるが、この「熊野本宮大社」から 始める。 大阪方面からタクシー以外のー般交通機関を使って熊野本宮大社までの行き方は @JR新宮駅経由で各種バス、 A近鉄八木駅から(約3時間)、もしくはJR五条駅から(約3時間50分)奈良交通バス、 BJR紀伊田辺駅経由で竜神バス(約2時間)、 C白浜空港(JR白浜駅)から明光バス(特急で約1時間20分)、 DJR勝浦駅から熊野交通(約1時間35分) での辿り着く方法がある。 ここでは、JR新宮駅から辿ることとした。 新宮駅から熊野本宮大社までバスで1時間20分程度で着く。 | |
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JR新宮駅前(朝6:00頃) | バス発着場(奥がJR) |
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近鉄バス時刻表(H13年11月) | JR新宮駅前バス停の時刻表(H13年11月) |
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熊野本宮大社側から、吹越峠〜大斉原(おおゆのはら)方面を見たパノラマ写真 吹越峠は左の尾根の最も高い所(写真をクリックすると、かすかにアンテナが写っているのが見える) | |
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七越峰から見た本宮方面。中央の鳥居の左の森が、昔の熊野本宮大社跡地の 大斉原(おおゆのはら)で、右の森が現在の熊野本宮大社。 | |
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日本ー高い大鳥居(33.9m) 現熊野本宮大社側から大斉原(おおゆのはら) 方向を見た所で、鳥居は平成12年に建てられた 新しいものである |
大斉原は昔の熊野本宮大社跡地で 明治22年8月の大水害で8社の内4社の神殿が 流失倒壊し、現在の熊野本宮大社の位置に移された |
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大斉原は約30,000uの広い三角州にある | 昔の面影は殆ど無いが石垣などで少し偲べる |
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趣のある風景だ(H13年11月21日) | 昔の奥駈けの出発はここの辺りから出て、 熊野川で禊(みそぎ)をして、備崎橋手前の川原 から出発したのであろう(今なら渡渉というところだが) |
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現熊野本宮大社の入口の鳥居の前に立つと、 熊野の神々の使いとされる大きな八咫烏 (やたがらす)の幟が目を引く。 |
石段を登りきり、神門をくぐると、社殿が 檜皮葺きの古色蒼然とした3棟並んでいる。 (明治24年3月に流失を逃れた4社を 現在の丘陵に移転し再建された) |
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拝殿 | 129段の石段 |
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