奥駈けの状況
南奥駈け道では鹿や猿を見かけるし、テントを張っていると山に響き渡るケーンと いう鹿の鳴き声を何度も聞く。鹿は多い。また大峰で、テントの外に登山靴を出して いたら、多分動物の仕業だろうと思うが、いつの間にか(片方ではなく)1足の靴が無 くなっていた苦い経験がある。聞けば、地元の人の家でも、外に出しておいた革靴を 夜取られる事はあるそうだ。 【道】 ・ 六甲山系なら多くの人が通るので急登でもジグザグに道がついていて楽に 登れるが、南奥駈け道では直登するルートになってすべり易かったり、倒 木が多くて歩きにくい所がある。 ・ 地元の方々や、地元山岳会の手入れで踏み跡はしっかりついている所が 多いが、林業用の細かな分岐でルートを間違え易い所もある。 ・ 里に近い所の林道は次第にアスファルト道への整備が進んできており、昔 は地道の林道であったのが、立派なアスファルト道を歩かされる所がある。 【標識】 ・ 奥駈け道には、いろんな種類の標識があり、「大峯奥駈道」といった文字 が入った道標が現れると、初めての場合、道が間違ってなかったとほっと する。しかし、必ずしも欲しい所に道標は現れない。奥駆道も少しづつ整備 されつつあるようだが、世界遺産登録で急に整備された感じは無い。 【避難小屋の状況】 ・ 小屋は北部の奥駈けでは8箇所、南奥駈けで3箇所ある。各小屋の状況 は次の通りである。(H12〜H16年現在)
【水場】 ・ 私が行った水場は限られている。主に避難小屋のある付近である。紹介 するのは次のところである。(H12〜H17年現在)
|
Home | SightMAP |